安心・安全への7つの取り組み
有機梅干し専門店 やさしい梅屋さんの安心・安全への7つの取り組み その三、化学肥料散布ゼロ
1・化学肥料は使いません(無化学肥料)
やさしい梅屋さんの梅畑では化学肥料は一切使用しておりません。
有機肥料を苗木の段階でのみ与えており、実がなる大きな木には有機肥料も与えていません。
肥料を散布しないことで収穫率は同じ面積比率でみると通常栽培の1/10しかありません。
肥料に頼らない栽培方法で育つ南高梅は味も濃く、梅干しにしたときに違いがわかります。
大量に収穫できないのが難点ですが、自分達の理想とする梅干しを作ることができます。
梅畑の周りは雑木林で囲まれています。
その落ち葉が時間をかけてゆっくりと土にしみこみ梅の樹の養分になっているのではと考えています!
化学肥料を使わないことで梅の木が栄養過多になることもありません!
梅の樹が栄養過多にならないので、害虫(カメムシ)が大量発生することもありません。
自然の摂理の中で大きな蜘蛛やムカデが害虫を食べてくれます。
農薬や化学肥料を使わないことで元ある自然本来の姿で南高梅を育てることが可能になったのです。
有機栽培で育てた南高梅から優秀な実のみを選んで苗木候補にします。
その実を土に植えて冬を経験させると、春には芽がでます!
その小さな苗木を大切に育てています。
南高梅の種から発芽させ、接ぎ木をすることなく育てているのはとても珍しい方法です。
苗木の状態で無肥料で育てるとどうしても栄養分が足りなく細く弱い梅の樹になります。
有機規格で認められた自然由来(化学的に合成したものを含まない)の有機肥料を苗木の一番栄養が必要な時期のみ与えています。
時間はかかりますが当社の土壌にあった土作りを試行錯誤しています
人間の手を極力加えない方法でやさしい梅屋さんの南高梅は育てられています。
■和歌山県内で収穫される南高梅、有機栽培では全体量の1%もありません!
南高梅の一大産地でもある、和歌山県!
熊野の山奥、やさしい梅屋さんでは県内でも数少ない有機栽培で南高梅を育てています。
産地だからこそ、有機栽培に取り組むのは大変なことです。
周りの畑から隔離された、山の頂上にあった梅畑、先祖が残してくれたこの地が有機栽培に適していたのです。
梅畑は急な斜面がおおく、作業するのに機械は使用できません。
収穫量もすくなく大変貴重です。
和歌山県内で収穫される南高梅、有機栽培は全体量からみて1%もありません。
ほとんどが通常栽培で育てられた南高梅なのです!
私たちは10年以上も前から農薬、化学肥料を使わずに南高梅を育ててきました!
長い月日の中で自然の生態系が梅畑では築かれていると信じています。
自然に寄り添う形で梅を収穫し、樹の手入れをする!
大切な家族に、自慢の梅干しを食べさせてあげたい。
その想いから有機栽培をはじめました。
自分達が良いと思う方法で育てた南高梅で梅干しを作る!
継続して続けていくことは大変難しいことでもあります。
お客様より頂くお手紙やメールに励まされ、有機栽培をもっと地域に普及させられるよう頑張ります!